ホルベルク組曲を練習しています。
作曲は、ノルウェー人のエドヴァルト・ハーゲルップ・グリーグ(Edvard Hagerup Grieg)です。
(1843-1907年)
この曲は、原題 組曲
「ホルベアの時代から」が、ドイツ語の題名から影響を受け
「ホルベルク組曲」とも呼ばれるようになったとのこと。
1884年にピアノ独奏曲として作られ、翌年1885年に弦楽合奏版に編曲されたものです。
この第4曲めの「アリア」は、1曲目の「プレリュード」とともに有名な曲です。
ネットでの解説によると、「三部形式の新古典主義的で現代風の中にバロックの香り」がするメロディーと
ハーモニーがとても美しい曲と評されています。
チェロで弾いていて、特にチェロの2つのパートの旋律と競い合いの和音にいつも魅了されます。
こんなに気持ちのよい練習時間は、久しぶりです。
アンサンブルの醍醐味といえましょう。
このような作曲家グリーグに関心を持ち、調べました。
生地はノルウェーの旧首都ベルゲン。
この自然と海をこよなく愛し、遺灰の一部は移り住んだ湖にもまかれた由。
面白いことに、終生手の平に乗るくらいの小さなカエルのぬいぐるみを大切にしていたようです。
このカエルの置物は、グリーグの家(グリーグ博物館)に展示されているのです。
どんなぬいぐるみでしょうか。
ドイツでは、カエルは一度に沢山の卵を産むことから、繁栄・豊穣・子宝のシンボルであるようです。
また、前にしか跳ばないことから、ビジネス運(出世)のお守りとも言われるようです。
、
こんな置物はどうでしょうか。
これはカミさんが作った陶器製で、高さ2cmくらいのものです。
どこに行っても、無事に家に「帰る」よう、私に贈られたものです。
若ガエル
病が治り、心身がよみガエル、なんて。
これは日本風のお守りですね。
高齢になるほど必要なおまじないです。
以上