私の雑記帳

シニアが健康のため楽器を練習することは、健康にもよく、最近のブログでも紹介しました。

でも、シニアは何とか壁を超える努力と工夫が必要です。それは自分の「身体の衰え」をどう騙していくか、です。

まず、「眼」の課題です。
年を重ねると、真っ先にこの壁にぶち当たりますね。細かい文字が見難くなります。
勿論、シニアグラス(老眼鏡)がまずその解決策でしょう。
私は、50歳からこの眼鏡が離せなくなりました。
次は、恐らく白内障(さらには緑内障)でしょうか。 幸い私まだ、白内障にはなっていませんが。

これをもう対策していれば、次は、「楽譜」の課題です、
→ 楽譜を拡大してB4版サイズにする(通常のA4版からB4版で 1.22倍)ことです。
→ 楽譜を電子化し、自由に印刷拡大率を上げ、かつ楽譜のレイアウトを変える(この詳細は、別稿にします)
この楽譜の電子化のツールは、いまネットで調べれば沢山あります。

次の大きな壁は、「耳」です。即ち「聴力」です。
私は、最近この聴力の低下(即ち、耳が遠くなる)に悩んでいます。
少し大きな練習会場では、指揮者の指示が聞こえない、聴き取り難くなってきました。
もうこれは、「補聴器」に頼らざるを得ないようです。
音楽を学ぶ者が、耳が聞こえず補聴器なんて、とその事態のみっともなさに、涙ですね。
でも、これは受け入れざるを得ない解決法でしょう。 ( ;∀;)
(でも考えてみれば、これも耳の電子補助具とも言えます)

あとは、様々な身体の不具合との戦いです。
私は数年前、右指に力が入らなくなってしまいました。 握力の衰えです。cello grip aidチェロを弾く右手の「弓」の維持に不自由になりました。
弓がしっかり持てないのです。
これは、通販サイトで調べ、右のような「グリップエイド」でほぼ解決しました。
(これは、チェロ初心者の弓を持つ補助具(矯正具。ゴム製)です)
*画像をクリックすると拡大できます。


これからも身体の上に起こる不具合は、ますます出てくると思います。
これは歳のせいですが、負けないよう解決法、緩和法を考えて、永くチェロを愉しみたいと思います。

以上
 gakufu a