今日8/6(水)は、広島の原爆投下から80年の区切りの日を迎えました。
朝8:00からのTV中継を見ました。
何か戦後80年の区切りの式典ということもあり、気持ちが入って見入りました。
式典が始まると、何故か眼がウルウルしてきてしまいました。
そして、子供が突く「平和の鐘」の音を聴いて、思わず涙がこぼれました。
隣にカミさんもいて、涙を拭く動作が知られたくなく、流れるに任せました。
我々の身内にこの被災者はいませんが、今年のように涙が湧くのは初めてでした。
例年は、1分間の黙祷だけで済ませていましたが。
私も明日8/7に、78歳の誕生日を迎えます。 古希+1歳です。
こんなに長く生きてこられるとは、思ってもいません。
この広島80年式典に、自分の年月を重ね合わせたからでしょう。例によってわが国の首相の挨拶は、詰まらないものでした。
壇上に上がる前から下を向いたまま、会場の人々を一顧だにしない態度です。それはないだろう!
当然、挨拶は文章を読み上げるままに、これも下を向いたままでした。
TVを見ながら、悪態をつきました。 リーダの教育も受けてないのでしょうか。
こんな映像が世界に流れるのでしょうね。
それに比べ、広島市長あいさつ、県知事あいさつは、聞いてよかった内容です。
特に知事のあいさつは、以下が記憶に残る内容です。
「国破れて山河あり。
かつては抑止が破られ国が荒廃しても、再建の礎は残っていました。
国守りて山河なし。
もし核による抑止が、歴史が証明するようにいつか破られて核戦争になれば、人類も地球も再生不能な惨禍に見舞われます。
概念としての 国家は守るが、国土も国民も復興不能な結末が有りうる安全保障に、どんな意味あるのでしょう。」
これは大変説得力のある言葉と感じました。
一度の判断ミスが、取返しのつかない事態になる警告です。
この後の世界の動きは油断がなりません。
80年の区切りに相応しい日本の行動になって欲しいと切に願いました。
以上
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