5/18 は、私たちが結婚して50回目の記念日でした。
「金婚式」と言ってよいのでしょうか。これは満年齢でよろしいのでしょうかね。
50年という年月・時間は、言われるように、「長いけど、あっという間」でもありました。
1970年、大学をでて社会人になりました。
1974年結婚しました。社会にでてから3年、26歳の時です。
妻は24歳でしたが、本人の起っての希望で、式より前の23歳の誕生日に籍をいれました。
当時は、女性は23までに結婚!という風潮でしたからね。
いまでは、昭和的な風景です。
50年を振りかえれば、いろいろな想い出が沢山あります。
・新婚旅行は北海道。無計画の旅でした。
・新婚早々の初出勤日は、思わぬ徹夜で、翌日朝帰りでした。
当時は、電話の設置を電電公社に申請中で、とにかく連絡法がなかったのです。
(電電公社なんて、若い人は知りませんね)
・子供(2人。女、男)の誕生、家族旅行のこと。
・1年の厳しい管理職試験を潜り抜けたこと
・地方転勤(岡崎、長野)と単身赴任も
・マンションから一軒屋を構え、定年で退職後、60歳ホノルルマラソンを完走したこと
思えば、日本の高度成長の真っただ中、「24時間戦えますか」、のCMに煽られましたね。
給料がドンドン上がりました。(今ではウソのようです)
やがてバブルがはじけ、日本の下降が始まりました。
そして今、団塊の世代も後期高齢者の仲間入りです。
日本も我々も、山あり谷あり、陽も陰もありました。
振り返れば、全く妻には頭が下がります。
私と家族のために、懸命に尽くしてきてくれました。
リタイア後、もう17年。 間もなく私は「喜寿」を迎えます。
妻は今 「陶芸」に凝っています。 時々、いい器ができたらしく先生に褒められた由。
私は、「チェロ」を学ぶ日々です。
家庭の食事も作業分担を始めました。
いままでを取り返す妻への私からの恩返しの気持ちです。
こんな日々がこれからも続くことを願っています。
以上