大変面白い本に出合いました。それは、「細胞を間近でみたらすごかった。」 です。
著者 小倉加奈子 ちくま新書 ¥1,012円
女子高から女子大文学部へ。でも何かが違う、と思い、決心して医学部へ入学。
身体の構造を知りたいと、「病理専門医」になり20年。
著者は言います。人の身体ってすごい。
普通の医師の周りくどい説明より、とても分かりやすい医学書です。
確かに我々一般庶民にはあまりよく分からない、自分の身体の「仕組み」を伝えます。
確かに、すごい仕組みで人は生きています。
そうか、なるほど。
人体は、よくは分からないけれど、なんかうまくできているな~。
こんな精密に体の各臓器が連携しているんだ。
普段、外からは見えないけれど、感心、感心。
自分の身体が好きになりました。
自分の欲だけで、暴飲暴食なんかで負担をかけて、全くもって済みません。
自分の身体を労わる心が沸いてくる本です。
以上
