8月7日は、私の誕生日です。 77歳、世間では
「喜寿」という言葉が当てられます。
この歳を迎えられたことを喜ぶ日です。
(実際は、漢字では喜ぶという字の簡略形が、七の字を3つ上下に並べることからの由来です)
実はこの日、母の命日でもあります。
恐らく「私を忘れないように」との母の気持ちが働いたのでしょう。
私が生まれた日、母は龍が天に登る夢を見た、と私によく言っていました。
私の将来に夢を抱いたのでしょうが、残念ながら、こんな平凡な男になりました。
西洋の星占いでは、この8月は
「獅子座」です。
獅子座は、何か勇ましい星です。
太陽に裏打ちされた強い運命の星とも言われますが、実は 気弱で人見知りのする男です。
いつも夜の仕事は、ラジオを聴きながらの生活です。NHKの「ラジオ深夜便」の熱心なリスナーです。
翌日の朝5時が番組の終了時間ですが、その最後に「今日の誕生日の花」の紹介があります。
愉しみにしていましたら、私の誕生日の花は「かのこユリ」とのことでした。
早速調べてみました。 >>>
wikipedia花は、
かのこゆり(鹿の子百合)、別名
ドヨウユリ(土曜百合)または
たなばたゆり(七夕百合)。
絶滅危惧種だそうです。
滋養強壮、咳止め、解熱などの効用あり。
花言葉は、
「荘厳」、「慈悲深さ」とか。 いいぞ!
振り返ると、こんなに生きるとは思いませんでした。
どなたでもあるでしょうが、私は男親の死亡年齢(64歳)を超えることに一種異様な思いがありました。
それをこんなにも超えて今 生きています。
人生の夕刻を迎えて、なお生き様に迷い多しです。
でも最愛の妻がまだまだ私を気遣ってくれ、世話を焼いてくれ、なお健在です。
これを「幸せ」と言わずおられません。
妻のためにも、二人の子供家族のためにも、強く生きていこうとこの日に胸に刻みます。
以上