ドヴォルザークの「新世界」の練習は佳境に入ってきました。
私も多少、練習の進展もあり、少しづつ弾ける部分が広がってきています。
その自分の成長?が、うれしくとても気分が向上してきています。
その合同練習会が先日ありました、が鋭い指摘を指揮者から受けました。
その日、たまたま常連の指揮者が休まれ、臨時に別のメンバー指揮者でした。
この指揮者の指導は、私にはとても分かりやすいものでした。
特に音の強弱の指摘、ーここは直前に音を絞り、そのあとのクレッシェンド(強く)に繋げるともっと良くなります とかー
なるほど、事実その通りに弾くと良い流れに変わりました。
でももっと的確だったのは、以下の部分でした。

(画像をクリックすると拡大できます)
4楽章2ページ目。 管のメロディの合間に入るチェロによる掛け合いの箇所です。
楽譜では、右上の赤い四角部分とそっくりな箇所が、続く左下の四角部分にあります。
そっくりですが、違いがあります。
その楽譜の弾き方の違いの指摘が指揮者からありました。
はい、犯人は、私です。 同じように弾きました。
そのメロディの後半部は、右上ではスラー(滑らかな)の弾き方が指定されています。
でも左下の楽譜では、後半は1音1音のむしろ強い弾き方(スラーではない)に指定されています。
そこをチェロのリーダは明確に奏法をメモで明示しています。
でも、未熟な私は、同じスラーのお弾き方をしてしまいました。
(実は、そんなに大きな音で弾いていないつもりですが、指揮者には分かったのです)
この指揮者の指摘はすごいな、と思いました。
驚くとともに、身が縮まりました。 私は7人のチェロ奏者の一人です。
改めて、こうしたクラシックの音楽は、作曲者の意図を厳格に、そして丁寧に弾き込まれているのだ と感じました。
ここをキチンと弾く奏者として意地と、表現者としての音楽家のプロ意識があるのでしょうね。
素人の私には、これはすごい良い経験でした。
以上
