『2つの悲しき旋律』 作品34は、エドヴァルド・グリーグが1880年に作曲した、2曲からなる弦楽合奏曲です。

グリーグは、ノルウェーの農民詩人オスムン・オラヴソン・ヴィニエ(1818年 - 1870年)の詩に大きな刺激を受け、
歌曲集『12のメロディ』作品33が作られ、うち下記2曲を弦楽曲として編曲したものです。

第1曲  傷ついた心(胸の痛手):
 生活に疲れた詩人の心が春とともに蘇ることを歌う。主旋律が楽器と伴奏を変え3回繰り返される。
第2曲  春 (過ぎにし春)
 春の到来を最後の春と眺める詩人の感慨を歌う。グリーグの代表的な歌曲の一つとなっています。
  
 
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